2008年10月23日木曜日

「多摩川劇場」の公演情報

多摩川アートライン2008のもうひとつのパフォーミングアーツプログラム「多摩川劇場」も始動しています。詳細をごらんのうえ、ぜひご来場下さい。(注/入場方法が、事前予約ではなく、当日一斉受付となりました。)

11月2日(日)/11月3日(月・祝)14時蒲田発
会  場:多摩川線電車内 他  
参加作家:柴幸男、中野成樹、山下残
定  員:各回150名
入場方法:当日11時より、多摩川駅インフォメーションブースにて整理券を発行します。
※定員になり次第閉め切らせていただきます。
※ご乗車には必ず整理券及び乗車券(蒲田駅→多摩川駅)が必要となります。
※詳しい集合場所と時間は、整理券発行時にご案内します。
  
東急多摩川線の三両編成の車両におけるパフォーマンス。
3人の気鋭の作家、演出家が、車内を舞台に、
日常の身体と言葉をキーワードにそれぞれ異なる物語を展開します。
上演時間は、「蒲田駅」から「多摩川駅」までの約10分あまり。
乗客や窓からみる風景さえも劇中の一部として巻き込みながら行われるパフォーマンスです。
皆様のご乗車をお待ちしています。


柴 幸男
『川のある町に住んでいた』
作・演出:柴幸男
出演: 宇田川千珠子(青年団)、黒川深雪(InnocentSphere/toi)、鯉和鮎美、斎藤淳子、菅原直樹、武谷公雄、藤 一平(五十音順)
◎私の町には川があった。用もないのに私はよくそこへ行った。堤防にはいつもまばらに人がいた。犬の散歩をする人、砂場で遊ぶ子供、野球をしている人、寝てる人。そこにいるのはいつも見知らぬ誰かだった。

中野成樹
『欲望という名の電車をラップにしようとする男の害について』
作:中野成樹、ゴウタケヒロ
出演:YOUNG MC、TAKE-5
◎ヒップホップ的なものに憧れる演劇の人がその演劇的常識にとらわれ、またヒップホップのあり方や現状を知り四苦八苦する様。

山下 残
『会話レス、電車音』
振付・演出:山下残
出演:赤木はるか、岡田智代、河村篤則、辻田 暁、山縣太一(五十音順)
◎振付の間に7つの駅が存在して、到着時刻はダンサーに任せられている。だから電車が蒲田から多摩川に着いても、その中で行われているダンスはまだまだ武蔵新田あたりかもしれない。車掌さんに終点ですよってつまみ出されても、ぼくの中では途中下車だ!


制作:佐藤泰紀(STスポット)
舞台監督:原口佳子
進行アシスタント:高須賀千江子、安田裕美、横内里穂

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