2010年10月4日月曜日

残さんのコラボレーター、Ezra Dikinson。

2008年12月Maureen Whitingというダンスカンパニーのリハーサルで踊っているのを見たのが、最初の出会い。
4才からクラシックバレエを始め、現在シアトルで最も活躍するダンサーのひとりとして、さまざまなダンス公演にひっぱいだこで大忙しのEzra。27才。Pacific Northwest Balletのワークショップ講師なども務める。



(ポートランドのもうひとりのホスト、スーザン宅の庭にて)

The HeadWater、ポートランドの劇場&スタジオ

長い貨物列車が停車する線路脇にある、小劇場&スタジオ「The HeadWater」
当地の舞踏カンパニーを主宰するMizu DesiertoさんとJohn Markさんが自分たちで建てた小屋。
山下残さんと鈴木ユキオさんがのクリエーション(9/5-6, 9/13-15)、鈴木さんのワークショップ(9/12)を行いました。

シアトルの振付家Corrie Befortさんから紹介してもらったのがきっかけで、The HeadWaterからは稽古場の無償提供、ワークショップのプレゼンター、自宅を解放してホームスティのホスト、TBAのオープンディスカッションのモデレーターと、ポートランドではOffsiteの重要なパートナーとなりました。



(右が劇場入口。昨年8月に訪れた時には場所探しの真っ最中だったが、1年余りでこのとおり。)

8月30日、残さん、小学校を訪ねる。

シアトル滞在中に、残さんがワークショップを行ったJohn Stanford International Schoolの先生たちと記念撮影。
この小学校は、シアトルで最初に外国語教育を取り入れた公立小学校。
幼稚園児から小学5年生まで、約500人の子どもたちが学んでいて、スペイン語か日本語のいずれかを勉強しています。
9月10日、全校生に向けたパフォーマンスと4-5年生に向けた日本語によるワークショップを4クラス実施しました。

Offsiteの初の海外コラボレーションプロジェクト、無事終了しました。

Offsite Dance Projectは、2010年度から海外での活動を始めました。
今回はシアトルのVelocity Dance Centerと4Cultureからレジデンシー支援、国際交流基金とセゾン文化財団からプロダクション助成を受けて、山下残さんと鈴木ユキオさんが、8月下旬からシアトルでのレジデンシーを経て、ポートランドのPICA主催による「Time-Based Art (TBA) Festival 2010」に参加。それぞれ当地のアーティストEzra DikinsonとWayne Horvitzとのコラボレーションによる作品を両都市で発表、ワークショップ、アウトリーチなどを実施しました。

8/24-9/11 レジデンシー @Velocity
9/8-9 鈴木ユキオ&山下残ワークショップ @Velocity
9/10 山下残アウトリーチ @John Stanford International School
9/10-11 公演"Fall Kick-Off Extravaganza" @Velocity
9/12 鈴木ユキオ ワークショップ @ Headwaters Center
9/15 山下残ワークショップ @Lewis&Clark College
9/17-18 TBA 2010 / 公演 @PNCA, Bridgeport Brewery
9/19 TBA 2010 / Open discussion @PNCA

この企画は2008年12月にOffsiteのシアトルオフィスの立ち上げから始まり、長期にわたり当地のアーティストやアーツ関係者と作り上げたコラボレーションプロジェクトです。
その成果は、両都市の公演にて高い評価を得ただけではなく、互いに影響を受け合う貴重な機会になりました。

日米混合チームで、シアトル〜ポートランドの鉄道の旅、映画に出てくるようなモーテル〜レンタカーでの移動、季節外れの豪雨に見舞われた屋外パフォーマンス(晴れ女のジンクス破れる!)、本当にいろいろありました。

中でも忘れられないのは、シアトル/ポーランド両都市のダンスコミュニティから受けた宿、機材、稽古場などの現物支給の数々。
両都市のサポートティブなアーティスト・コミュニティ、4Cultureから受けた創造支援、これらはダンスにとって必要不可欠なことばかり。今回の国際交流プロジェクトを通じて、私たちの経験をいかに還元していけるのかを今後考えていきたいと思っています。
また、TBAフェスは先鋭的なプログラム構成でありながら、ミーティングポイントなどの交流の機会が非常にうまく作られていて、とても勉強になりました。毎晩10:30から深夜までオープンしているArt Party「THE WORKS」では、地元アーティストから招聘アーティスト、スタッフ、観客が集い、自然な対話が交わされていて、このアイデアは「We dance」にもうまく取り入れられたらなあと思っています。

このあと、写真ダイジェストアップします。お楽しみに!



(クリエーションを行ったシアトルのVelocity Dance Centerのスタジオ)

「INSIDE/OUT 2010」東野祥子ソロ 、ご来場ありがとうございました。


世田谷美術館とOffsite Dance Projectの二度目の共同プロデュースによる「INSIDE/OUT」。
7/31-8/1の東野祥子さんのソロ公演には、猛暑の中、多くの方々にご来場いただきました。
誠にありがとうございました。

桧原勇太さんが撮影した写真をアップします。
次回もぜひご期待ください!

2010年6月25日金曜日

「INSIDE/OUT 2010」東野祥子公演の折込情報

本公演では、一般折込を以下の日程で行います。
ご希望の方は、7/29までにOffsite Dance Project宛にメールにて事前申込をお願いします。

◎日時:7/31(土)15:30-17:30
◎会場:世田谷美術館 http://www.setagayaartmuseum.or.jp/
◎部数:350部
◎折込申込及び問合せ:
Offsite Dance Project e-mail: info(@)offsite-dance.jp

【公演:7/31-8/1 18:30受付・開場】詳細は以下をご覧下さい。
チラシ
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/document/INSIDEOUTchirashi20100626.pdf
最新のリリース
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/document/INSIDEOUT20100626.pdf

「INSIDE/OUT 2010」東野祥子公演 トークゲスト決定!



7/31-8/1、世田谷美術館で開催する公演では、各日に他分野で活躍する作家をゲストに迎え、終演後に多角的な視点からダンスを照射する対談形式のカジュアルなトークを行います。ベルギービールをご一緒にどうぞ。

7/31 中原昌也 Masaya Nakahara
ミュージシャン・映画評論家・エッセイスト(東京)

1970年生まれ。1988年頃より音楽活動を始め、1990年にノイズユニット「暴力温泉芸者」を立ち上げ、 海外公演などを通じて国外でも高い評価を受ける。音楽活動と平行して映画評論も手がけ、1998年には小説家としてデビュー、2003年『あらゆる場所に花束が・・・』で三島由紀夫賞、2006年『名もなき孤児たちの墓』で野間文芸新人賞を受賞。その歯に衣着せぬ筆致と、自虐的でありながらユーモアと諧謔を忘れない姿勢、そして批評眼の確かさには定評がある。2009年現在は文筆活動を停止し「HAIR STYLISTICS」名義での音楽活動を主に、ノイズ/サウンド・コラー ジュ/モンド・ミュージックを横断する数々の問題作をリリース。また多数の異ジャンルのアーティストとのコラボレーションも国内外で行っている。

8/1 三浦 基 Motoi Miura
演出家/「地点」代表(京都)

1973年生まれ。桐朋学園芸術短期大学演劇科・専攻科卒業。1996年青年団入団、演出部所属。1999年より文化庁派遣芸術家在外研修員としてパリに滞在。2001年帰国、「地点」の活動を本格化。2005年京都へ拠点を移す。2008年には初めてオペラ作品『流刑地にて』(原作:フランツ・カフカ、作曲:フィリップ・グラス、東京室内歌劇場主催)を演出し、高い評価を得る。地点では、多様なテクストを用いて、言葉や身体、物の質感、光・音などさまざまな要素が重層的に関係する演劇独自の表現を生み出す。2005年『かもめ』(作:A・チェーホフ)で利賀演出家コンクール優秀賞、2006年『るつぼ』(作:A・ミラー)でカイロ国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞、2007年チェーホフ四大戯曲連続上演の第三作『桜の園』で文化庁芸術祭新人賞を受賞。