Offsite Dance Projectは、2010年度から海外での活動を始めました。
今回はシアトルのVelocity Dance Centerと4Cultureからレジデンシー支援、国際交流基金とセゾン文化財団からプロダクション助成を受けて、山下残さんと鈴木ユキオさんが、8月下旬からシアトルでのレジデンシーを経て、ポートランドのPICA主催による「Time-Based Art (TBA) Festival 2010」に参加。それぞれ当地のアーティストEzra DikinsonとWayne Horvitzとのコラボレーションによる作品を両都市で発表、ワークショップ、アウトリーチなどを実施しました。
8/24-9/11 レジデンシー @Velocity
9/8-9 鈴木ユキオ&山下残ワークショップ @Velocity
9/10 山下残アウトリーチ @John Stanford International School
9/10-11 公演"Fall Kick-Off Extravaganza" @Velocity
9/12 鈴木ユキオ ワークショップ @ Headwaters Center
9/15 山下残ワークショップ @Lewis&Clark College
9/17-18 TBA 2010 / 公演 @PNCA, Bridgeport Brewery
9/19 TBA 2010 / Open discussion @PNCA
この企画は2008年12月にOffsiteのシアトルオフィスの立ち上げから始まり、長期にわたり当地のアーティストやアーツ関係者と作り上げたコラボレーションプロジェクトです。
その成果は、両都市の公演にて高い評価を得ただけではなく、互いに影響を受け合う貴重な機会になりました。
日米混合チームで、シアトル〜ポートランドの鉄道の旅、映画に出てくるようなモーテル〜レンタカーでの移動、季節外れの豪雨に見舞われた屋外パフォーマンス(晴れ女のジンクス破れる!)、本当にいろいろありました。
中でも忘れられないのは、シアトル/ポーランド両都市のダンスコミュニティから受けた宿、機材、稽古場などの現物支給の数々。
両都市のサポートティブなアーティスト・コミュニティ、4Cultureから受けた創造支援、これらはダンスにとって必要不可欠なことばかり。今回の国際交流プロジェクトを通じて、私たちの経験をいかに還元していけるのかを今後考えていきたいと思っています。
また、TBAフェスは先鋭的なプログラム構成でありながら、ミーティングポイントなどの交流の機会が非常にうまく作られていて、とても勉強になりました。毎晩10:30から深夜までオープンしているArt Party「THE WORKS」では、地元アーティストから招聘アーティスト、スタッフ、観客が集い、自然な対話が交わされていて、このアイデアは「We dance」にもうまく取り入れられたらなあと思っています。
このあと、写真ダイジェストアップします。お楽しみに!
(クリエーションを行ったシアトルのVelocity Dance Centerのスタジオ)
2010年10月4日月曜日
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