ポートランドには、地元だけに流通するビールがたくさんある。
今回鈴木さんのパフォーマンス会場もそのひとつ、Bridgeport Breweryというビール工場のバックヤードが舞台となる。
表通りの「NW 13 Avenue」は、レストランやおしゃれなカフェや新しいビルが立ち並ぶストリートだが、かつては鉄道の線路であったという。
いまではBridgeport 以外のビール工場はなくなってしまったが、この辺りからたくさんのビールが各地に運ばれたらしい。
今年2月に訪れた際、街のあちこちを歩きながら、そんな歴史を知らずこのストリートに惹かれ何度も歩いて見つけたのが、このバックヤード。13 Ave.を起点に企画が生まれたことから、タイトルを「On Thirteenth」とつけた。
ポートランドの人々の記憶のどこかにありながら、実際に足を踏み入れることがなかった場所でのパフォーマンス。
実際に使われている工場だけに制約も多く、公演前日、いよいよ現地での仕込みが始まった。
午後3時からのセットアップで、本番時間に明かり合わせ、通し完了。日本では考えられない短時間のスケジュールなのに、のんびりムード。
Offsiteのテクニカル・ディレクターは、ラング。
STスポット時代のよしみで、2009年6月からOffsiteの海外プロジェクトに参加。その後、現地視察&打合せにも同行。この間、アメリカでのやりとりやPR資料のアドバイスなどなど、制作面での強力なパートナーでもありました。本当にお疲れさまでした!
この日は、シアトルのショーケースのステージマネージャーのDaniさんも照明仕込みに急遽駆けつけてくれた。
夜、みんなとホテルの部屋で打合せ。ワインとチョコレート味のビールを飲む。
(手前は、ラング。右は、写真家/ビデオ作家でもあるTBAテクのYalcin。)
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